家族の一員でもあるペットには、できるだけ健康で長生きしてもらいたいもの。
病気が見つかってから治療するのではなく、元気なうちに未然に防ぐ、予防することが大切です。
そのための方法の一つとして、定期的な健康診断があります。動物は自分体調の変化を人間のように言葉で表現することができません。
健康診断は、まずは不調がおこっているかも、という最初の芽を見つけてあげることができます。また、健康なときに検査を受けておくと、ペットの体の基準がわかります。例えば肝臓機能の数値が基準値内でも高め、白血球の数が少し少なめ、という子もいます。これらを知っておくと、ペットが体調不良のとき、何がいつもと違うのか、ということがわかりやすくなります。
さらに、定期的に受けることによって、検査の数値の偏移を見ていくことができると、病気ではなくても、体の変化を見つけてあげることができます。